生命保険の設計書でおさえるべきポイント6つ

 

記事のポイント
  • 生命保険の設計書は契約内容を把握する上でとても重要になるものです
  • 特に、保障内容、保険金の額、特約についてはしっかりと確認しましょう
  • わからにままにしておくことが後悔につながるため、最低限理解できる知識はつけましょう

生命保険の加入を検討する際、設計書という資料を元に説明を受ける場合が多いです。

ただ、この設計書というものは専門的な言葉がずらりと並んでおり、保険の知識があまりない素人にとってはなかなか理解しづらいものです。

今日は生命保険の設計書でおさえるべきポイントについてお話します。

目次

生命保険の設計書とは

生命保険の設計書とは

生命保険の設計書とは、契約者毎に保険プランの内容を記載した資料のことです。

もう少しわかりやすく言うと、「どんな保険」で、「どんな保証」を「いつまで」、「いくらの保険料」なのかを説明する資料です。

つまり、この内容が生命保険の契約内容に反映されるため、見落としていたり、理解していないまま契約したら後々大変なことになります。

生命保険の設計書でおさえるべきポイント

生命保険の設計書でおさえるべきポイント

とは言っても、設計書の内容は専門用語も情報量も多く、保険会社の人間でもない限り、なかなか分かりづらいものです。

もちろん設計書の隅々まで目を通す必要がありますが、その中でも最低限おさえるべきポイントがいくつかありますのでそれを説明します。

保険の種類

設計書の基本となる、保険の種類です。
つまり、どんな保険なのかということです。

例えば、

・死亡保険
・医療保険
・がん保険
・学資保険
・個人年金保険

などがあります。

保険の期間

保険契約が続く期間、つまり、怪我や病気で入院や死亡した場合に保険会社が保険金や給付金を支払う期間のことです。

また、がん保険などは支払猶予期間(一般的には待ち期間)がある場合があります。
これはつまり、契約したその瞬間から保証が適用されるのではなく、ある一定の期間を過ぎてから保証開始となるのです。

保険の期間が「いつからいつまで」なのかを必ずチェックしてください。

補償金額

生命保険の契約の実際の中身です。

例えば、

・入院したら1日いくら保証してくれるのか。いつまで保証してくれるのか。
・死亡したらいくら支払われるのか。
・障害が残った場合は、いくら保証されるのか。また、その適用条件。

などです。

金額だけでなく、期間や適用条件なども確認しましょう。

保険料

保険料の部分では、

・毎月いくらなのか。
・いつまで支払うのか。
・ずっと固定なのか、変動するのか。

を注意して見てみましょう。

また、支払い方法には月払いや年払い、全期前納といって、全保険期間分の保険料を1回で支払う方法もあります。

解約返戻金

解約返戻金とは、生命保険を解約したり解除された場合、保険の契約者に戻ってくるお金のことです。

一般的には契約年数が長くなるほど、解約返戻率が上がり、解約返戻金の額が大きくなります。

しかし、この解約返戻金は、契約内容にもよりますが、払い込んだ金額を下回ったり、上回る場合もあります。

また、解約返戻金を受け取ると保険契約はなくなり、保証もなくなるので注意してください。

特約内容

特約とは簡単に言うと、オプションです。

例えば、

・医師に余命宣告をされた場合、死亡保険金の一部を生前に受け取ることができる。
・病気や事故で障害状態になった場合、以後の保険料の支払いが免除される。
・病気で手術した場合、所定の給付金が支払われる。

といったものです。

メインの保障内容にくっついてくるものなので、こちらも見落とさないようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?

今日は保険の設計書でおさえるべきポイントについて話をしました。

大切なのは少しでも分からないこと、知りたいことは必ず担当者に聞くということです。

生命保険の加入は人生の中で重要なイベントの一つです。
よく分からないまま契約してしまい、後で後悔するようなことは誰だって避けたいはず。

そのためには、契約前の設計書の内容を理解し、不明点のないようにしましょう。

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